こんにちは、Keiです。
前回、時間を作る上で「ながら聴き」をオススメする記事を書きました。
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「ながら聴き」のススメ
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本記事では、ながら聴きにおすすめのイヤホンを目的別に紹介します。
また、ながら聴き用のイヤホンを選ぶポイントや、具体的な商品についても解説していきます。
ながら聴き用のイヤホンを選ぶ時のポイント
ながら聴き用のイヤホンを選ぶ際のポイントは目的によって異なりますが、重視すべきポイントは主に以下の3点です。
- とにかく良い音で聴きたい!→音質
- お風呂で使いたい→防水性
- 周囲の音や作業音に邪魔されたくない→ノイズキャンセリング機能(&ヒアスルー機能もあるとベスト)
私は高音質&ノイズキャンセリング機能搭載の自宅用イヤホンと、防水性を重視したお風呂用イヤホンの二刀流スタイルにしています。
このスタイルはQOL爆上がりするので大変おすすめです。
有線イヤホンとワイヤレスイヤホンはどちらが良い?
有線イヤホンとワイヤレスイヤホンにはそれぞれメリットがありますが、
ながら聴き目的であれば絶対にワイヤレスイヤホンをオススメします。
ながら作業を行う際にケーブルは度々邪魔になりますが、このケーブルが無いのはかなり快適です。
また、かつては有線イヤホンに比べると、ワイヤレスイヤホンはbluetooth通信が不安定、音質が低い、使用可能時間が短い、そして高価などの明確なデメリットがありました。
しかし最近のワイヤレスイヤホンは殆どの問題をクリアできており、音質や価格の面でも有線イヤホンを選ぶメリットが無くなってきています。
残る有線イヤホンのメリットは遅延の無さですが、ながら聴き目的であれば遅延が問題になる場面も殆ど無いでしょう。しかも遅延と言っても、普通に動画を見るくらいならあまり気にならない程度です。
以上の理由より、ながら聴き目的であれば間違いなくワイヤレスイヤホンを選択すべきです。
なお、ワイヤレスイヤホンの分類には、さらに左右のイヤホンが完全に独立した「トゥルーワイヤレスイヤホン」と「左右一体型イヤホン」がありますが、これはどちらを選んでも構わないと思います。
私も「トゥルーワイヤレスイヤホン」と「左右一体型イヤホン」をそれぞれ併用していますが、それほど使用感は変わりません。
「トゥルー」か「一体型」かで悩むよりは、他の性能や機能面で選ぶ方が良いでしょう。
目的別!オススメのイヤホン3選
イヤホンを選ぶポイントで紹介した以下4つの目的別に、オススメのイヤホンを紹介していきます。
- とにかく良い音で聴きたい!→音質
- お風呂で使いたい→防水性
- 周囲の音や作業音に邪魔されたくない→ノイズキャンセリング機能(&ヒアスルー機能もあるとベスト)
音質重視!とにかく良い音で聴きたい方向けのイヤホン
音質を重視する方にオススメのイヤホンがJabra Elite 85tです。
Jabraの誇るフラグシップモデルだけあり、2万円代の価格帯では最高レベルの音質を誇るイヤホンだと思います。
音の傾向としては重低音や高音域に偏らずフラットだと思いますが、薄っぺらい音ではなく大変重厚な音を奏でます。
また付属アプリのイコライザーが大変優秀で、フラットな音をベースに自分の好きな味付けを自在に楽しめます。
高音質を謳うワイヤレスイヤホンにありがちな、「音量上げても音が小さい!」ということも全くありません。
またJabra Elite 85tの特徴として、カナル型のトゥルーワイヤレスイヤホンにもかかわらず、圧倒的に広い音場と抜け感を実現しています。
この広い音場を実現しているのが、ハウジングに設けられた小さな穴(下記画像参照)です。
所謂セミオープン型タイプのイヤホンであり、この機構により圧倒的な音場感が実現されています。
なお、セミオープン型であるために多少の音漏れはあります。
とはいえかなり大きめの音量にしたとしても、静かな室内で耳から20cm程度離してわずかに音が聞こえるかどうか、という程度の音漏れなので、自宅でながら聴き目的で使用する場合や、大音量に拘りがないのであれば音漏れは問題にはならないでしょう。
また、ノイズキャンセリング機能もかなり優秀ですし、ヒアスルー機能もしっかり搭載しています。
最高峰のノイズキャンセリング機能とヒアスルー機能を持つAppleのAirPods Pro(第一世代)とくらべても、特にノイズキャンセリング機能は引けを取りません。
通信の品質は最近のイヤホンでは殆ど問題になりませんが、もちろんJabra Elite 85tでも通信切れが起きた記憶は全くありません。
そしてお風呂で使えるほどではありませんが、ある程度の防水機能(IPX4: あらゆる方向からの水の飛まつに対して防水耐性)があるのも、ながら聴きには嬉しいです。
以上より、Jabra Elite 85tは全ての機能が総じてハイレベルにまとまった、ながら聴きに限らずオススメしたい最高レベルのイヤホンだと思います!
なお、もしフラグシップは必要ない、もう少し予算を抑えたいという場合は、下位モデルのJabra Elite 75tがオススメです。
こちらもながら聴きには十分な音質と機能を有していると思います。
ちなみに、Jabra Elite 85tに唯一欠点があるとすれば、イヤーチップの形がやや独特で、その形状が合わないことがある様です。
しかしこの欠点も簡単なカスタマイズで解消可能です!
このカスタマイズを行った結果、私にとってJabra Elite 85tは全トゥルーワイヤレスイヤホンの中で最強のイヤホンとなりました!
このカスタマイズの方法は以下の記事で紹介しています。
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Jabra Elite 85tをカスタマイズ
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お風呂でイヤホンを使いたい方にオススメのイヤホン
オススメのイヤホンを紹介する前に大切なことを説明しておきます。
2022年時点で発売中のワイヤレスイヤホンにおいて、お風呂で使用可能と公式に明記されたイヤホンはほぼありません。
最高性能の防水性を誇るイヤホンであれば、例えばシャワー(常温)やプールで使用可能と明記された商品はありますが、お湯のシャワーや湯船への水没は対象外です。
そのため、基本的にお風呂で使用する場合は、シャワーのみかつ自己責任での使用となります。(一部お風呂で使用可能という商品もありましたが、正直怪しいのでオススメはできません…)
よって、本記事で紹介するイヤホンも、公式でお風呂での使用は推奨されておりませんのでご理解ください。
以上を踏まえてオススメのイヤホンをご紹介します。
お風呂用イヤホンのオススメは、JBL Endurance JUMPです。
少し古い商品なので、これから購入するなら同じシリーズでトゥルーワイヤレス版のJBL ENDURANCE PEAKでも良いかもしれません。
在庫が少なくなっているJBL Endurance JUMPよりトゥルーワイヤレスのJBL ENDURANCE PEAKの方が価格も安価になってきています。
JBL Endurance JUMPはIPX7等級(一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない)レベルの防水性能を持ちます。
とはいえ防水性だけなら、お風呂で使用可能なレベルの商品はJBL Endurance JUMP以外にもあります。しかもJBL Endurance JUMPは音質も正直そこそこです。
しかし他の特徴が、お風呂で使用するイヤホンとしてはベストマッチしているのです。
個人的に、お風呂で使用するイヤホンには防水性以外に以下の機能が必須だと思っています。
- 音量調節機能
- 曲送り、曲戻し機能
- 充電ケースに戻さなくても簡単に電源が切れる機能
当たり前の機能のように思いますが、意外とこれらの機能と防水性を兼ね備えたイヤホンが無いのです。
お風呂でイヤホンを使うのであれば、多くの場合はスマホにbluetoothでイヤホンを接続して使用すると思います。
その場合、できればお風呂にスマホは持ち込みたくないので、必然的に音量調節、曲送り・曲戻し機能は必須になります。
これらの機能が無いイヤホンを使ったこともありますが、かなりのストレスです。
少なくとも音量調節、曲送り・曲戻しは必須でしょう。
もちろんJBL Endurance JUMPはこれらの機能を完備しています。
また、充電ケースに戻さなくても簡単に電源が切れる機能も大切です。
多くのワイヤレスイヤホン(特にトゥルーワイヤレスイヤホン)は、充電ケースに戻すと自動で電源が切れる機能を持っていますが、これを充電ケースに戻さずに電源を切ろうとすると、煩わしい操作が必要になったりします。10秒近くボタンを押し続けるなど。
充電ケースに戻せばいい話ではあるのですが、殆どの充電ケースは防水機能がなく、完全に乾燥させるまでイヤホンを充電ケースに戻せません。(例えプールでの使用を目的とした商品であっても!)
そのため電源を切るのを忘れてスマホに接続したまま放置しがちになり、次回使おうと思ったときには充電が切れているという状況が頻発します。
ですがJBL Endurance JUMPは「パワーフック」という機能を持ちます。この機能は、耳から外してマグネットでイヤホンとケーブルをくっつけるだけで電源がオフになる機能です。
私はこれ以上簡単に電源をオフにできる防水ワイヤレスイヤホンを知りません。
完全に乾燥させるまで充電できないのはJBL Endurance JUMPも他のイヤホンと同じですが、こうしたイヤホンはお風呂を出てすぐに充電できないので、どうしても充電させる頻度が低くなりがちです。
JBL Endurance JUMPは簡単に電源が切れるので、手軽にバッテリーの無駄な消耗を防げます。(他のイヤホンも電源を切ればいい話ではあるのですが、それが意外と面倒くさいのです…)
また、JBL Endurance JUMPはイヤーフックも優秀です。お風呂で使用する上で怖いのは湯船への落下ですが、イヤーフックがしっかり引っかかるため、自然に落下することも殆どありません。
さらにJBL Endurance JUMPは左右が接続されているタイプのため、万が一片方が落下してもケーブルが引っかかってくれるのでさらに安心です。
以上の理由から、お風呂で使用するならJBL Endurance JUMPがオススメです。
お風呂で使用する場合、想像以上にシャワーの音が大きいです。そのため音質はそこそこで十分です。
毎日使用する上で大切なのはちょっとしたユーザビリティの違いですが、防水性とユーザビリティを兼ね備えたイヤホンはJBL Endurance JUMP以外にはなかなかありません。
なお繰り返しになりますが、JBL Endurance JUMPは公式でお風呂での使用は推奨されておりませんので、湯船への水没は避け、充電も完全に乾燥させてから行うようにしてくださいね。
ノイズキャンセリング機能を重視する方にオススメのイヤホン
ノイズキャンセリング機能を重視する方にオススメのイヤホンは、AppleのAirPods Proです。
私が所持しているのはAirPods Proの第1世代ですが、最新の商品をお求めの場合は第2世代が良いと思います。ノイズキャンセリング機能も進化しているようです。
ですが第1世代のAirPods Proも十分な性能のノイズキャンセリング機能を搭載していますので、安く購入したい場合は第1世代のAir Podsも狙い目です。以下のような整備品なら普通の中古よりも安心して購入できます。
なお、AirPods ProにそっくりのAirPods(第3世代)がすでに発売されていますが、ProではないAirPods(第3世代)はノイズキャンセリング機能を搭載していないので注意が必要です。
さて、ノイズキャンセリング機能は他のイヤホンにもありますが、やはり性能に関してはAirPods Proの独壇場です。
ノイズキャンセリング機能だけであればJabra Elite 85tやSONY WF-1000XM4など他に優秀な機種もありますが、それでも自然さはAirPods Proに軍配が上がります。
そして何よりヒアスルー機能の自然さはレベルが違います。これだけは他の機種でもまだ完全には追いつくことができていないように思います。
そのため、とにかく自然なノイズキャンセリング機能とヒアスルー機能がほしいのであれば、AirPods Proが良いと思います。
ただし、AirPods Proは音質は悪くはないですが、高音質が売りのイヤホンに匹敵する程ではありません。
また防水仕様でもありませんし、第一世代は音量調節機能もありません(第二世代は音量調節機能があります)。
そのため、ノイズキャンセリング機能を最も重視しないのであれば、ながら聴きという目的では第一選択には入らないかもしれません。
良いイヤホンで時間効率とQOLを高めよう
本記事では、ながら聴きにオススメの3つのイヤホンを紹介しました。
①とにかく良い音で聴きたい!→Jabra Elite 85t(コスパ重視ならJabra Elite 75t)
②お風呂で使う→JBL Endurance JUMP(コスパ重視ならJBL ENDURANCE PEAK)
③周囲の音や作業音に邪魔されたくない→Apple AirPods Pro(第二世代)(コスパ重視ならApple AirPods Pro第一世代)
カッコの中には同シリーズのコスパに優れる製品を記載してますので、予算を抑えたい場合は参考にしてください。
私は3つのイヤホン全て併用していますが、特にJabra Elite 85tとJBL Endurance JUMPの併用がオススメです。
自宅でのながら作業用にJabra Elite 85t、お風呂でのリスニング用にJBL Endurance JUMPを使用していますが、大変快適です。
ぜひ良いイヤホンでながら聴きをして、時間効率とQOLを高めていきましょう。
本記事は以上です。ありがとうございました。