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仕事術・タスク管理

タスクシュートは面倒くさいけど面倒くさくない

2022年11月10日

こんにちは、Keiです。

私は今でこそタスクシュート激推しですが、初めからタスクシュートが完璧に使えたわけではありません。

タスクシュートが面倒だと思ったことはありますし、続かなかった時期もありました。

そんなかつての私と同じように、タスクシュートが面倒くさい、続かないと思っている方は結構いらっしゃる様です。

Googleでタスクシュートと入力すると、「タスクシュート めんどくさい」とサジェストが出るくらいには、タスクシュートを面倒だと思っている方は多いのでしょう。

しかし他のタスク管理術も色々と試してきたから思うのです。

タスクシュートを面倒くさいと感じるのは事実です。しかしタスクシュートは面倒くさくないのです!

意味不明だと思ったら、ぜひ本記事を御覧ください。

タスクシュートを面倒くさいと思う理由

私がタスクシュートに対して感じていた面倒臭さはいくつかあります。

①アプリを起動してタスクを実行するのが面倒くさい

私がタスクシュートに面倒臭さを感じていたのは、まだタスクシュートを使うことが習慣になっていなかった時期のことでした。

当時の私は立ち仕事が中心でしたので、主にスマホでweb版TaskChute Cloudを使っていました(当時はスマホアプリがまだありませんでした)。

web版TaskChute CloudはどちらかというとPCでの使用に適しており、スマホ入力に特化していた訳ではありませんでした。

とはいえ、タスクシュートを実行するために必要だったのは、スマホのホーム画面からTaskChute Cloudのショートカットアイコンをタップし、タスクリスト画面のタスク実行ボタンをタップするだけでした。

たった数タップ、時間にして長くても7秒程度です。50回繰り返しても6分以下です。

でも今思えば、これを1日何十回も繰り返すという行為自体に、何となく面倒くささを感じていたように思います。

面倒くさい理由①:毎回アプリを起動してタスクを実行するのが面倒くさい

②24時間の行動を1分単位で記録し続けなければいけないのが面倒くさい

タスクシュートの特徴として「24時間の記録を1分単位で記録する」というものがあります。

タスクシュートを使ったことが無い方からすれば、タスクシュートユーザーとは何だか病的な記録魔の様にすら思えます。

しかし実際には、普通に行動を記録していればそのまま24時間の行動が1分毎に記録されていきます。24時間ずっとタスクシュートを操作しなければいけないわけではありません。

また、一挙手一投足すべて記録しないといけないわけではありません。ざっくりした記録で良いのです。

それこそ別に、日中の仕事がすべて「仕事」という1つのタスクで埋まっていても私は良いと思います。

このようなざっくりした記録を30分単位や60分単位に丸めずに、開始時刻と終了時刻をそのまま残せば、それで1分単位の記録の完成です。しかも実際にアプリを操作している時間は1日10分も無いでしょう。

このような簡単な使い方でも良いのですから、案外初心者でも24時間の記録は残せます。24時間の1分単位の記録というのはそこまで大層な事ではありません(慣れるまではタスクシュートを使い忘れるということはありますが)。

…このように説明はできるのです。できるのですが、それでも「24時間の記録を1分単位で記録する」という言葉には得も言えぬ「圧」があるものです。(特に24時間)

そしてこの「圧」によって、タスクシュートに慣れていなかった頃の私は確かに面倒臭さを感じていました。

面倒くさい理由②:24時間の行動を1分単位で記録し続けなければいけないのが面倒くさい

③レビューをするのが面倒くさい

かつての私のタスクシュートの使い方のフローには、週次レビューや月次レビューといったレビュープロセスが組み込まれていました。

当時の私は、jMatsuzakiさんの「人生の舵は自分で切れ!あなたの10年後は今週の33.6時間で決まる」やブログを参考にしながら、週次レビューや月次レビュー(正確にはGTDのメソッドですが)を実践したり、人生のミッションステートメントを作ったりしていました。

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ちなみにjMatsuzakiさんのこの本は是非読んでみてください。

本気でやる気が🔥Burning!!🔥してきますよ。これから人生を変えたい方にオススメです。

当時の私もやる気をBurning!!させながら週次レビューや月次レビューに勤しんでいたのですが、当時の私は研究者気質が災いし、相当に詳細なデータを取りながらレビューを行っていました。

そのため1回のレビューにかかる時間が長くなりすぎてしまった結果、やる気があってもレビューに対しては面倒臭さを感じていました。

やる気の有無と行動に移せるか、面倒臭さを感じるかは無関係なのです。むしろやる気による対処は一時的な効果しか生まないのでいつか破綻します。

タスク管理についてはやる気に頼るべきではないです。

なお、タスクシュートを実践するにあたって、レビューは必須というわけではありません。

そのため厳密にはタスクシュートに起因する面倒臭さではないかもしれませんが、タスクシュートと並行してレビューを実践している方は多いので取り上げました。

面倒くさい理由③:レビューをするのが面倒くさい

面倒くさいという「感覚」と「実際」のギャップ

ここまでは、私がタスクシュートに感じていた面倒臭さについて説明しました。

いかがでしょうか?「そうだよね、面倒くさいよね!」となりますか?

それとも「え?それだけ?」ってなりますか?

上記の面倒臭さのうち③は私が勝手にタスクシュートに面倒なレビュープロセスを追加していただけです。

そのため、純粋にタスクシュートを実行することに由来する面倒臭さは①と②だけです。

面倒くさい理由①:毎回アプリを起動してタスクを実行するのが面倒くさい
面倒くさい理由②:24時間の行動を1分単位で記録し続けなければいけないのが面倒くさい

①については、1回につきたった数タップ、時間にして長くても7秒程度で終わるものです。アプリを閉じなければもっと短い時間で終わります。スマホゲームの方が何倍も手間がかかります。

②についても、24時間つきっきりでアプリを操作しなければいけないわけではありません。とりあえず記録していれば1日5分程度の作業時間でも自然に出来ているものです。

そのため、面倒臭さとしては実際には大したことないはずなんです。

それでも面倒臭さを感じていたのです。

人が感じる面倒臭さというのは必ずしも連続的な数値で表せるものではありません。

面倒臭さ1は面倒臭さ10の10倍耐えられるというものではないのです。結局は面倒臭いかどうか、ゼロかイチかのカテゴリ変数なんです。

何もしていない「面倒臭さゼロ」の状態よりは面倒くさい

結局のところ、この「大したこと無い面倒臭さ」も、タスクシュートを実行していない「面倒臭さゼロ」状態に比べれば面倒くさいのです。

だからタスクシュートであっても面倒に感じてしまいます。

でも、それは他のタスク管理術も同じです。むしろ他の手法の方がずっと「実際には」面倒くさいでしょう。

他の手法に比べれば、タスクシュートはずっと面倒臭さが軽くて続けやすいメソッドだと思います。

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最初から面倒臭さを感じないタスク管理術なんて無いと思った方が良いです。

あったとしたら、それは幸運にも自分の天性の才能と本当に合っているタスク管理術が見つかったか、もしくは面倒臭さを感じない気分だっただけです。

面倒臭さを感じなくなるには慣れるしかない

タスクシュートでもそれ以外のタスク管理術でも、今までしてこなかった事をわざわざするのですから、面倒臭さがあるのは同じです。

結局の所、面倒臭さを感じなくなるには慣れるしか無いのです。

慣れてくれば、面倒臭さは軽減されます。しかもそれはタスクシュート以外のタスク管理術でも一緒です。

タスクシュートでもそれ以外でも、慣れることさえできれば面倒くさくて続かないという問題は解決します。

そのため大切なのは、いかに面倒臭さをいなしながら慣れるまで使い続けることができるかどうかです。

だからこそタスクシュートをオススメするのです。

タスクシュートは慣れるまで挫折せずに継続できる

前述したように、タスクシュートは他のタスク管理術にくらべてずっと面倒臭さが軽いです。

面倒臭さが軽いので、もし面倒くさく感じてもそれで完全に断絶する確率は低いです。後からでも気軽に再開できます。

また、慣れていないうちはタスク管理が続かないのは自然なことです。誰でも途絶えます。

多くのタスク管理術は一度途絶えてしまうとそのまま再開できなくなることも多々ありますが、その点タスクシュートは、一度途絶えてしまっても再開するのが簡単です。再開するための事前準備が不要なためです。

最初は続かなくても良いのです。それこそゾンビ不死鳥のように何度も蘇ってタスクシュートを使い続けていれば、そのうち誰でも慣れてきます。

この続けやすさが大切です。他のメソッドでは挫折してしまう方でも、タスクシュートなら慣れるまで継続できる可能性が高いのです。

慣れるまで継続することができれば、面倒臭さはなくなります。

繰り返しますが大切なのは慣れるまで続けられるかどうかです。

どのタスク管理術でも使い込んだ先で得られる生産性や仕事効率に差は殆どないので、タスク管理術は自分が続けられるかどうかで選ぶべきでしょう。

タスクシュートは面倒くさく無くなるまで続けられる

まとめると、結局タスク管理というのは慣れるまでは面倒くさいものなのです。

タスクシュートだって同じです。慣れるまでは面倒くさいです。

ですが他のタスク管理術は慣れる前に挫折してしまうことも多いです。しかしタスクシュートは「面倒臭さ」が軽く、しかも挫折せずに慣れるまで続けられる可能性が高いのです。

慣れることさえできれば、ただでさえ軽いタスクシュートの面倒臭さは完全に無くなります。

そのため慣れた者に言わせれば、タスクシュートは面倒くさくないのです!

…それだと面倒くさくないとは言えないのではないかと言われそうですね。

本記事でも説明したように、慣れるまでは非常に軽いとはいえ面倒臭さを受け入れなければいけないのは事実です。

でも他のタスク管理術に逃げても面倒臭さからは逃げられないので、それなら面倒臭さの程度が軽いタスクシュートを使ったほうが楽だと思います。

結果的に、タスクシュートは面倒くさくない!と言えるような人間になれればいいのです。

タスクシュートが面倒くさいと悩んでいた方は、タスクシュートが面倒ではなくなった自分を望んでいたはずです。

タスク管理術はあくまでツールです。大切なのは結果が得られるかどうかです。「最初から面倒臭さゼロ」のタスク管理術を見つけることが目的ではありません。

最初はちょっと面倒くさかったとしても、最終的にタスクシュートに慣れて、面倒くさくなくなって、人生を変えることができたならそれでいいのではないでしょうか。

他のタスク管理術に挫折してしまう方でも、面倒くさく無くなるまで継続できて、最終的に人生を変えるような効果を得られる可能性が高いのがタスクシュートです。だから私はタスクシュートをオススメするのです。

本記事は以上です。ありがとうございました。

  • この記事を書いた人

Kei

タスク管理やライフハックが好きな研究者|医学博士|株式会社CxO|タスクシュート認定トレーナー|主な発信内容はタスクシュートと研究です。

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