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仕事術・タスク管理

【ツール選択】TaskChute2・たすくま・TaskChute Cloudの選び方

2022年11月28日

タスクシュートを実践するツールには、主にTaskChute2たすくまTaskChute Cloudがあります。

基本的にはこの3種類のうちのどれか一つを選択することになりますが、どのツールを選択すべきか、意外と迷う方も多いのではないでしょうか。

本記事ではこの3種類のツールを比較して選び方を説明します。

これからタスクシュートを始める方の参考になれば嬉しいです。

ちなみに私はTaskChute Cloudを使用しています。

最初の使用ツールはタスクシュートの実践環境で決まる

結論から書きますが、最初に選択すべきツールはタスクシュートの実践環境で決まると思います。

どのツールを選んでも基本的に得られる効果は同じです。

使い始めて慣れてくれば細かな機能の差異で選択しても良いですが、まずは実践環境に合わせることを一番の選択基準とすべきです。

実践環境からツールを選ぶ

TaskChute2・たすくま・TaskChute Cloudは動作環境が違いますので、タスクシュートの実践状況を想定した上で選択するのが一番大切です。

・TaskChute2→Excel (PCで使用する: Windowsのみ、Mac不可)
・たすくま→iPhone (iPhoneで使用する: Android不可)
・TaskChute Cloud→Webアプリ、iOS、Android (PCかスマートフォンで使用する: Windows, Mac, iPhone, iPad, Android可)

例えば、一日の多くの時間でWindows PCを使用している環境ならTaskChute2かTaskChute Cloudが使用可能です。

PCが無く、iPhoneのみでタスクシュートを実践する場合はたすくまかTaskChute Cloudが使用できます。

AndroidスマートフォンやMacでタスクシュートを実践したい場合はTaskChute Cloudのみが使用可能です。

タスクシュートはいつでも簡単に操作できることが望ましいです。

常にPCの前にいるのなら、PCで動作するソフトを使用すれば常にタスクシュートを開いたまま作業ができます。

移動が多い場合や常にPCを操作できないならスマートフォンで動作するツールが向いています。

もし使用状況が想像しにくいなら、あらゆる環境で使用可能なTaskChute Cloudを選択しておくと良いでしょう。PCとスマートフォンの併用も可能ですし、もちろんデータも同期されます。

価格で選ぶ

TaskChute2・たすくまは有料のツールです。また、TaskChute Cloudは無料プランと有料プランがあります。

・TaskChute2→6,600円
・たすくま→4,800円
・TaskChute Cloud→無料(無料プラン) or 486円/月(毎月支払い)、4,860円/年(年間支払い)

TaskChute2とたすくまは買い切り、TaskChute Cloudは無料プランかサブスクリプションとなります。

有料ツールを使うなら、一番安く済むのはTaskChute2かたすくまを使い続けることかと思います。私も一時期はたすくまのみを使用し続けていました。

ですが使用感が分からないうちからお金を払うのが不安なら、まずはTaskChute Cloudの無料プランから始めてみるのが一番ハードルが低いでしょう。無料プランでもタスクシュートの実践に必要な基本的な機能はすべて使えます。

なお、TaskChute Cloudの無料プランでネックになってくるのはルーチンタスク20個制限です。結構すぐに上限に達すると思います。

なのでまずは無料プランから始めて、ルーチンタスクが上限に達してから有料プランに切り替えるのが良いのではないかと思います。

もちろん最初から気合を入れるために1年プランに申し込むのも良いです!もし申し込んだら是非Twitterで教えてください!

機能から選ぶ

TaskChute2・たすくま・TaskChute Cloudの基本機能に違いはありません。

どのツールを使っても問題なくタスクシュートは実践可能です。

それでも機能面で比較するとしたら以下のような違いがあるでしょうか。

・TaskChute2→全ての基本機能を網羅
・たすくま→Evernote連携(ログやコメントだけではなく写真などのファイルも連携できる)、iPhone カレンダー連携
・TaskChute Cloud→Evernote連携(ログ、コメントのみ)、グラフレビュー機能

これ以外にも、例えばたすくまとTaskChute Cloudでは通知・ポップアップ機能の挙動が異なるなど細かな差異はあります。

また、UIなども異なります。原案者の大橋悦夫さんの考え方が最も現れているのはTaskChute2でしょう。

とはいえ、タスクシュートを実践する上で本当に必要なのは基本機能であるタスク実行機能やルーチンタスク生成機能だけです。

他の機能を最初から駆使しようとするとむしろ挫折するので、最初は機能で選ばなくても良いのではないかと思います。やはり使用環境に合ったツールを選ぶべきでしょう。

自分のタスクシュート実践状況に合わせてツールを選択しよう

本記事では、タスクシュートを実践するためのツール3種類を紹介しました。

タスクシュートを実践するために必要な機能はどのツールでも網羅されていますし、最初はタスクシュートの実践状況に合わせてツールを選択すれば良いのではないかと思います。

慣れてきたら使用感や細かな機能の差で選択したり、複数のツールを併用するのもありでしょう。

迷うのであれば、幅広い使用環境に対応できるTaskChute Cloudを選んでおけば間違いは無いと思います。

本記事は以上です。ありがとうございました。

  • この記事を書いた人

Kei

タスク管理やライフハックが好きな研究者|医学博士|株式会社CxO|タスクシュート認定トレーナー|主な発信内容はタスクシュートと研究です。

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