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仕事術・タスク管理

【タスクシュート】続かない人のための時間術

2022年9月5日

時間術・仕事術で駄目な自分を変えたいが習慣が続かない

タスク管理の本を読んてやる気になっても何故か取り掛かれない

頭ではわかっているのに行動できない

すべて昔の私です。

社会人になったばかりの私は、はっきり言って仕事ができるタイプではありませんでした。仕事も遅いので、毎日夜遅くに帰宅して寝るだけの日々でした。

また、平日の肉体的・精神的疲労のために、休日も1日寝て過ごすだけで終わってしまっていました。週末に入る前には、趣味や勉強に打ち込もうと決めていたにも関わらずです。

「このままじゃ駄目だ」と思い、色々な時間術や仕事術、タスク管理に関する本を読んで実践してみたものの、すぐに挫折し、「私はどうしてこんなに駄目な人間なのだろう」と自責し続けていました。

しかし自責したところで動けなくなるだけで、理想の自分に生まれ変わることができるわけでもなく、結局は何もできないまま時間だけが過ぎていき、また何もできない自分を責めるという負のループにはまっていました。

こんな時間術や仕事術すら使えないような「駄目人間」は、一生駄目なまま、人生を変えることはできないのでしょうか?

そんなことはありません。私は時間術によって人生を変えることができました。

そしてその時間術こそ、タスクシュート時間術でした。

タスクシュート時間術とは

タスクシュート時間術とは、「シゴタノ!」の大橋悦夫さんが開発したタスク管理・時間管理メソッドです。

タスクと名前がついていますが、時間管理術の側面が強いメソッドだと思います。

このタスクシュート時間術は、「TaskChute2」「たすくま」「TaskChute Cloud」といったタスクシュートに特化したツールを用いて行います。

TaskChute2の配布サイトの文章を引用させていただくとタスクシュートとは以下のようなものです。

TaskChuteとは、一言でいえば、
●1日の仕事を直列に並べて1つずつ片付けていく習慣を強力に後押しするツールです。

二言でいえば、

●1.Excelベースで動作するため、Excelを使ったことがあれば習得は早い
●2.常に「終了予定」の時刻が見えているために「やる気」と「集中力」がキープできる

ということになります。

https://cyblog.biz/pro/taskchute2/index2.php

この記事では、多くの時間術を続けることすら出来なかった私が、どうしてタスクシュート時間術なら続けられて、人生を変えることができたのかお伝えします。

以前の私と同じ様に、様々な時間管理メソッドやタスクシュート時間術そのものが継続できないと悩む方にこそ、見ていただきたいです。

タスクシュート時間術が使えたら「駄目人間」ではなくなった

タスクシュート時間術を使い始めてから、私の人生は大きく変わり始めました。

しかし人生を変えることができたと言っても、私が昔の自分から大きく変わったとは思っていません。

私は私のままです。性格は変わってませんし、相変わらずコミュニケーションは苦手だし、頭の回転が早くなったとも思えません。

それでもタスクシュート時間術は使えました。そして逆説的ですが、私の「駄目人間だから時間術が使えない」という状況は、時間術が使えたことで解決しました。

時間術が使えたことで自分を「駄目人間」だと思わなくなり、そして「駄目人間」ではなくなったことで、更に時間術によって時間を上手く使えるようになっていきました。

こうなると時間に余裕ができるので、体力的・精神的にも余裕ができ、仕事の効率が向上し、ミスが減り、自分に自信が付きました。そして人生が好転していきました。

今では好きな事を仕事にし、ストレスから開放され、時間的にもさらに豊かになり、人生を楽しめています。

余談ですが、好きなことを仕事にする威力はすごいです。自分の力を100%発揮できるので、毎日楽しく仕事をしているだけで実績と評価が積み上がっていきます。

好きなことを仕事にするということ

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「駄目人間」という思い込み

私達はなぜ自分を駄目だと思ってしまうのでしょうか。

やるべきことに取り掛かれず先送りしまう

仕事が遅いし、ミスも多い

習慣がまったく続かない

今だからわかりますが、本当に駄目だからやるべきことに取り掛かれない訳でも、習慣が続かない訳でもありません。自分に自信がないから、不安に押しつぶされているから行動できないだけなのです。

自分に自信が付けば、不安を感じなくなれば、人間の本来の力が発揮され始めます。本当のあなたはだってできるのです。

そもそも、本当に駄目な人だったら、現状を良くしようなんて考えません。そんな中で、自分を変えたい、人生を変えたいと考えられる方は大変希少な人物です。駄目人間なわけがありません。

また、このような向上心がある方は、かつて優秀な人物であった人が多いように思います。この記事を見ている方の中には、昔は神童と呼ばれていた方や、学年トップの成績であった方、部活やクラブ活動のエースだった方もいるでしょう。

繰り返しますが、そんなあなたが駄目人間なわけがありません。その思い込みをなくせば、先送りや仕事のミスは減りますし、習慣も続きます。頭のモヤが晴れ、考えがクリアになります。時間も有意義に使えるようになります。

そしてこのような変化は周囲にも伝わりますので、人からの評価が一気に良くなり、人生が変わります。

しかしいくら強く念じても、一度生じた思い込みは消えません。思い込みを無くすには、少しずつ成功体験を重ねるしかありません。

継続に必要なのは不安のマネジメント

駄目人間という思い込みを払拭し、自信をつけるには、「タスクにすぐ手をつけられた」「習慣が続く」といった成功体験を積む必要があります。

そしてそのためにまず必要なのは、不安のマネジメントです。不安だからすぐに手をつけられず、習慣も続かないのです。

この場合の不安というのはわかりやすく感じる不安感ではありません。時間管理、タスク管理という文脈においては、私は不安≒ハードルと捉えています。

目の前のタスクや習慣の前にそびえ立つハードルへの恐怖のために、やるべきことにすぐに取り掛かれない、習慣が続かない、無意識な先送りをしてしまうといった事が起こります。

逆に言えば、既に習慣になっていることであればこのハードルが低いので、既存の習慣は高いハードルからの避難先になりやすいです。

休日に新しいことを始めようとしていたのに、結局やめようと思っていた悪い習慣を続けて休日が終わる現象はこれが原因です。

だからしばしば仕事術や習慣術として、「タスクを簡単なことに細分化する」「中途半端に終わらせて再開しやすくする」といった、開始のハードルを下げる対応が推奨されますし、ハードルだからこそ、一度飛び越えてタスクを開始することさえできれば、そのまま続けることができるのです。

結局のところ、この不安≒ハードルが無くなれば、駄目な自分は消滅します。すぐに仕事や勉強に手を付けられます。習慣は続きますし、先送りもなくなります。仕事も早く終わるようになり、自由な時間を増やせます。

そしてこれらは、本来の私達ができることなのです。不安が収まることであなた本来の力が引き出され、人生が変わっていくのです。

この不安を感じない状態は、いわゆる自己肯定感が高い状態に近いと思います。

つまり、不安をマネジメントし、ハードルを飛び越える成功体験を続け、自己肯定感を高めていけば、やがてハードルに対する恐怖を感じない自分になれるのです。

自己肯定感が高ければ、自分の行動に感じる不安は小さくなりますから。

時間術やタスク管理が続かないのは不安を増強してしまうから

そろそろ時間術の話に戻りましょう。

この記事の初めの方に書きましたが、私の「駄目人間だから時間術が使えない」という状況は、時間術が使えたことで解決しました。

一方で、前のセクションに書いたように、時間術が続かない原因には不安がありました。

これはつまり、時間術が使えない人でも使える、不安を増強しない時間術があれば、問題は解決するということです。

繰り返しますが、不安だから時間術のような習慣が続かないのです。不安が強くならなければ一つの習慣を続けられます。

しかし巷の時間術や仕事術は、不安を増強してしまうものが多いように思います。私もかつてはGTDポモドーロテクニックを試してみたり、モレスキンを買ってノート術を試してみたり、バレットジャーナルを作ってみたりしました。

しかしすべて続きませんでした。これらの手法は素晴らしいものですが、続かなければ意味がありません。

そして続かない理由こそ、不安が増強されていたからだと、今になって思います。

不安だから一つの時間術を信じて続けられず、慣れてもいないうちに次々と別の時間術やタスク管理術に手を出して、そして挫折を繰り返していたのです。その方法が自分に合っているかどうかという段階ですらありませんでした。

そう考えると、新しい時間術やタスク管理術を最初から継続できる方は、すでに不安のマネジメントができている方だと思います。できない人から見ると超人です。そんな超人と同じように継続できると考えるほうが間違っています。

また、新たな仕事術や習慣を始めるには、結局のところ時間も必要です。そのため、一番最初に身に付けるべきは時間術です。

仕事を早く終わらせることで時間を作りたいと考えている方も、まずは仕事術よりも先に時間術を使うことから始めるべきです。

時間術で時間の余裕を作ってから新たな習慣に取り組むことで、挫折する可能性を大きく減らせます。

以上より、続けられない私達にまず必要なのは、続けられる時間術、すなわち不安を増強しない時間術です。

そしてそれこそが、冒頭に登場したタスクシュート時間術です。

タスクシュートは不安を増強しない

GTDが代表的ですが、多くのタスク管理や仕事術は、事前にチェックリストの作成や、頭の中のタスクの洗い出し、必要なツールの準備、計画の策定などが求められます。

これらをしっかり行って初めてタスク管理のスタートラインに立つことができます。

しかし、こうした事前準備は不安を大きくします。わざわざ「やらなきゃいけないことリスト」を作り出したりするなんて、不安になるに決まっていますし、始まる前から疲れてしまいます。

しかもこうしたリストや計画は理想的(=高いハードル)になりがちなので、大体失敗しますし、継続できません。

一方で、タスクシュートは事前準備なんてしなくても使えます。タスクリストも自分の行動を元にルーチンタスク機能で自動で生成できます

しかも自分の行動を元に生成されたタスクリストは過去の自分が実行できたものなので、今の自分でも実践できる可能性が高いものです。

1日にツールを触る時間も、タスクシュートは極短時間で済みます。私は5年程使い続けていますが、タスクシュートを操作している時間は1日10分以下だと思います。

これらの特徴により、タスクシュートは他の時間術に比べて不安を感じにくくなっています。

タスクシュートは事前準備をしなくても簡単に再開できる

しかし、最も重要なのは次の特徴です。

多くの時間術やタスク管理術は、習慣化できずに一週間、二週間と放置してしまうと、再開するためにチェックリストを作り直したり、タスクの洗い出しを改めて実施する必要があります。

時間が経つとチェックリストやタスクリストが陳腐化してしまい、使えなくなってしまうからです。

この再開するための事前準備というハードルが、習慣の再開を難しくしています。

しかも放置した時間が長ければ長いほどハードルは高くなり、そこから感じる不安、恐怖も絶大なものとなります。こうなってしまったらもう再開できません。

そうして恐ろしさのあまり、別の手法にすがるように手を出すことになります。しかし大体の場合、結局新しい手法も続けられず、また不安が強くなる負のループにハマっていくのです。

一方で、タスクシュートは過去の行動をルーチンタスクに設定しておけば、仮に放置してしまったとしても、毎日タスクリストを自動で作り続けてくれます。

しかもそのタスクリストは1ヶ月くらい放置しても陳腐化していません。そのためすぐに再開できます。

タスクシュートを使い続けているとわかりますが、1日はほとんどルーチンタスクで出来ています。

私のタスクリストも9割以上はルーチンタスクで構成されています。しかもそのルーチンタスクは一ヶ月くらいではほとんど入れ替わりません。

それくらい毎日の行動というのは実は変動しないのです。

この毎日の行動に基づいた頑健性こそが、タスクシュートで生成したタスクリストが放置されても陳腐化しない理由です。

そしてこの再開のしやすさこそが、タスクシュートのユニークかつ最強の特徴であり、習慣の継続が苦手な私達にとって最も必要なものです。

タスクシュートといえど、習慣化していない方にとって毎日の継続は難しいものです。一週間放置するくらい当たり前です。それを許してくれるのがタスクシュート時間術なのです。

仮に放置してしまっても、完全に辞めなければ再開と放置を繰り返しているうちにいつのまにか習慣化されていきます。タスクシュートはそんな使い方も許容してくれます。

むしろタスクシュートは頑張って使わない方が良いとすら思います。頑張るから不安になって続かないのです。

タスクシュートは多機能なので、色々と設定したり、使い込んでいる方の真似をしたくなりますが、やめましょう。慣れないうちに無理な使い方をすると、タスクシュートは途端に継続困難な手法に化けます。

可能な限り適当に使うべきです。余計なことはせず、こんな使い方で良いのかな?と思うくらい最低限の機能だけを適当に適当に使うのです。

しかも最初は1日数十秒で大丈夫です。そんな使い方を続けているだけで、あなたの人生は良い方向に向かい始めます。それがタスクシュートです。

なお、タスクシュートを習慣にすることができれば、今度はタスクシュートによって別の習慣やタスク管理術を継続したり、手が付けにくかった仕事にすぐに取り掛かるといった事ができるようになります。

私にとってはこれこそがタスクシュートの真骨頂であり、人生の転換点となったものだと感じています。

この継続できるタスクシュートの使い方や、タスクシュートを使った習慣化の方法は以下の記事にまとめています。

タスクシュートを継続するための5原則【前編】

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【挫折しない】タスクシュートを使った習慣化メソッド

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時間術が続くようになれば人生は変わる

この記事では、タスクシュート時間術で人生が変わった話と、なぜ時間術が続かなかった私でもタスクシュート時間術なら習慣化できたのかについて説明しました。最後の方は熱が入りすぎて太字だらけになっていますがご容赦下さい。

習慣が続かない原因の一つに不安があります。多くの仕事術・時間術は不安を増強してしまいますが、タスクシュートは上手く使うことで不安を増強せず、継続することができます。

タスクシュートを継続していると、時間の使い方がうまくなっていきます。そして良い習慣も続くようになり、自信がついてきます。

自信が付けばさらに不安が消え、やがてあなた本来の力を引き出せるようになり、そして人生が変わります。

人生が変わるなんて大きな話をしていますが、やることは簡単です。タスクシュートを1日数十秒でいいから使い始めるだけです。

きっと良いことがあると思いますよ。

本記事は以上です。ありがとうございました。

【書籍紹介】

  • この記事を書いた人

Kei

タスク管理やライフハックが好きな研究者|医学博士|株式会社CxO|タスクシュート認定トレーナー|主な発信内容はタスクシュートと研究です。

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