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仕事術・タスク管理

【集中力】ポモドーロテクニックと集中力に対する誤解

2023年1月23日

こんにちは、Keiです。

仕事術やライフハックが好きな方なポモドーロテクニックを知っている方は多いでしょう。

トマト型のタイマーが目印ですね。

フランチェスコ・シリロ (著)
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25分の作業と5分の休憩を1サイクル(=1ポモドーロ)とし、そのサイクルを回し続けることで集中力を保つというメソッドです。

時間を計るだけで集中力を保つことができ、仕事の効率を上げられるなんて最高ですよね。

私も時間術を始めてまもなく、ポモドーロテクニックを実践するようになりました。

しかし、かつての私はポモドーロテクニックに対して”ある誤解”をしていました。

そしてポモドーロテクニックを実践することで、かえって勉強や仕事が進まなくなっていた時期がありました。

本記事では、私がポモドーロテクニックや集中力に抱いていた誤解について紹介します。

ポモドーロテクニックが合わないと感じている方の悩み解決の一助になれば嬉しいです。

ポモドーロテクニックを始めたきっかけ

私がポモドーロテクニックを始めた理由は、勉強への集中力を高めたいからでした。

当時はまだ学生で、ポモドーロテクニックによって集中力を上げることで勉強効率を少しでも高め、成績は維持しつつも勉強時間は短く、そして遊びの時間を長くしたい、と考えていました。

当時の私はポモドーロテクニックとは、”集中力を高める”メソッドだと思っていました。

これが誤解でした。

ポモドーロテクニックに対する誤解

ポモドーロテクニックによって集中力を高められると思っていた私は、愚直に25分の勉強+5分の休憩(&数サイクル後には25分程度の休憩)というリズムでの勉強を繰り返していました。

結果としては、全く上手くいきませんでした。むしろ集中力が下がっているとすら感じていました。

しかしかつての私はアドオン思考でした。上手くいかないならやめればいいのに、ポモドーロテクニックを続けながらかつての集中力を取り戻そうと考えて、色々なテクニックに手を出しては余計に上手くいかなくなるという沼にハマっていくのでした…。

今の私の結論を言います。

ポモドーロテクニックは集中力を"高める"メソッドではありませんでした。これは誤解でした。

ポモドーロテクニックは集中力を”維持する”メソッドです。

集中力が25分も続かない、数分しか続かないといった方が、例えば25分間の集中力を獲得するために実践するなら、きっとポモドーロテクニックは最高のメソッドになると思います。

ポモドーロテクニックを開発したフランチェスコ・シリロも、最初は続かない集中力を維持するためにポモドーロテクニックを考案したのです。

集中力が続かない方が集中し続けられるようになった時、その方にとっては「ポモドーロテクニックによって集中力が高まった」と言えるでしょう。

しかし、元々25分以上集中力が続く方が単純に25分という区切りを設けてもメリットはありません。

25分の区切りを設けたからといって、その25分間の集中力がさらに上がるわけではないのです。

むしろせっかくの集中力が25分で切られてしまいます。

集中力というのは、人によって続く時間が違います。人それぞれ最適な時間があります。

私の集中力が続く時間は大体50分です。この私が25分作業+5分休憩というリズムで作業をしても、集中力が25分で切られるだけでメリットはありませんでした。

また、50分集中力が続くなら、25分作業+5分休憩のリズムを2回繰り返しても同じ仕事効率が得られそうなものですが、これが違うのです。

集中力は作業を始めた瞬間にMAXになるわけではありません。わざわざ不要な5分休憩を挟んだ結果、改めて集中力を上げる段階からやり直しになるのです。

繰り返しますが、ポモドーロテクニックは集中力を維持するメソッドです。

単位時間あたりの集中力を高めてくれるメソッドではありません。

集中力に対する誤解

ポモドーロテクニックを始めたからというもの、私は集中力というのは25分が限界で、それ以上長く作業すると集中力は下がると信じていました。

つまり50分以上集中し続ける私のリズムは、大変無駄が多いのだと思っていました。

少なくとも私にとっては、これも誤解でした。

集中力というのは、人それぞれに最適な持続時間があります。25分が必ずしもゴールドスタンダードではありません。

繰り返しますが、ポモドーロテクニックは集中力を”維持する”メソッドです。

”短すぎる集中力を延長するメソッド”と言い換えてもいいでしょう。

「25分+5分を1ポモドーロと定め、その時間は内的・外的中断を最小限に抑え、目の前の作業への集中力を維持する」

これがポモドーロテクニックの一般的な形です。集中が25分続かない場合は1ポモドーロを5分作業+5分休憩のように短く設定し、少しずつ作業時間を長くしていくことで、集中力が持続する時間を延長していくのです。(そして自分にとって最適な集中時間を見つけだす)

大事なのは、25分という時間の区切りでも、5分休憩を挟むことでもありません。集中して作業することです。

集中して作業できるなら何だって良いのです。わざわざ誰かの集中力が続く時間を真似する必要はありません。

好きなだけ集中して、集中力が切れてきたら休憩を挟めば良いのです。

疲れ切る前に休憩を挟むことで、集中力が維持できる?

私はこのような誤解もしていました。

「へとへとになるまで集中し続けてしまうと、その後の作業が続かなくなる」

「だから疲れ切ってしまう前に適切に休憩を挟むことで、結果的に集中力が続く時間の合計を増やすことができる」と。

当時の私に言いたいです。

「あなた、本当に自分がそんな凄い集中力の持ち主だと本気で思ってるの?漫画の読みすぎじゃない?」と。

凄い集中力の持ち主も世の中にはいるでしょう。でもそんな凄い集中力を持っているなら、ポモドーロテクニックなんて言ってないで好きなだけ集中していればいいんです。

少なくとも私は、集中が強すぎて休憩も飲食忘れて作業に没頭しすぎてしまい体がボロボロになる、なんて経験を日常的にするような人間ではありませんでした。せいぜい夜通し漫画読んだりゲームに没頭したくらいです。

集中が切れてきたらわかります。切れてきたら休めば良いんです。

むしろタイマーによって強制的に休憩に入った結果、そのまま休憩しすぎてしまったり、タスクを再開できずに終わってしまうことすらあるのです。

組織で行う仕事であれば休憩しすぎといった事は起こらないかもしれません。しかし社会人の勉強などの自己研鑽タスクや自由度・自己裁量権の高い仕事であれば、中断回数を増やすほど上記のような失敗に至る確率も上がります。

しかも集中が続く時間というのは常に同じではありません。想定より長く続くこともあるのです。

それにも関わらず、1回の作業時間を決めてタイマーをセットしてしまうことで、測定終了時間が気になってしまい、続くはずだった集中力が切れてしまうこともあるのです。

また、作業時間を決めてタイマーをセットすると、作業終了や休憩に対する意識が強くなりすぎてしまうことがあります。

タイマーを使って時間を固定した作業を繰り返していると、段々と体が作業終了時間を覚えてきます。すると、作業終了時間が近づくだけで勝手に集中が切れたり疲れを強く感じるようになっていきます。

そのため、休憩なんて必要ない極わずかな疲労感に対しても休憩が意識にちらついて、休憩を取らなきゃいけない、疲労感を余計に強く感じる、といった事が起こります。

このようにして、ポモドーロテクニックは疲労に対する感度を高めます。だから「ポモドーロテクニックは疲れる」と感じる方が(私含めて)多くなるのです。

そこで私は、タイマーで時間を計らずにポモドーロテクニックを実践しています。

一言で言えば、集中力が続くだけ作業し、集中力が切れてきたら休憩する、という作業方法です。それって普通じゃない?

しかし時間を計らないだけで、通常のポモドーロテクニックのように小休憩を挟む、何回か作業したら長めの休憩を取るという考え方は適用します。

集中力がある程度続く方なら、これでも良いのではないでしょうか。自分に合わない間隔で時間を区切ったとしても集中力が更に上がることは無いのですから。

25分作業+5分休憩という型に自分をはめることが正解ではない

本記事では、私が抱いていたポモドーロテクニックと集中力に対する誤解について紹介しました。

ポモドーロテクニックとは、集中力を維持するメソッドであり、短すぎる集中時間を延長するためのメソッドです。

短すぎる集中時間を伸ばすトレーニングとしてポモドーロテクニックを実践するのは良いでしょう。

しかし集中力を上げるメソッドではありません。

25分作業+5分休憩という型に自分をはめたからといって、集中力は上がらないのです。

もちろん、ポモドーロテクニックの考え方は集中力を保つためにはとても有用です。

ポモドーロテクニックのエッセンスは取り入れつつ、自分にあった"1ポモドーロ"を実践する、それがかつての私のように、「ポモドーロテクニックが合わない」「ポモドーロテクニックは疲れる」と感じている方の悩みを解決する一つの方法だと思います。

本記事は以上です。ありがとうございました。

  • この記事を書いた人

Kei

タスク管理やライフハックが好きな研究者|医学博士|タスクシュート時間術やタスク管理術について発信していきます|一般社団法人タスクシュート協会 タスクシュート認定トレーナー

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